世界津波の日の特別行事

世界津波の日の特別行事

2021年11月5日(9:00-17:00) 京都国際会館 Room D

第70回国連総会本会議(平成27年12月22日)において、11月5日を「世界津波の日」とすることが採択された。この決議は,2015年3月に仙台で開催された第3回国連防災世界会議の仙台防災枠組及び持続可能な開発のための2030アジェンダに基づき、142ヶ国が提案したものである。日本の外務省が2015年に作成した国連総会の書類には、津波の原因として海底火山の噴火、沿岸や海底での地すべり、地震による地殻変動の3つがあげられた。しかし、沿岸、海底地すべり、湖岸、湖底、河岸による津波など、地すべりによる津波災害にはそれほど注目されて来なかった。

15,000人が死亡した1792年の雲仙火山での地すべりによる津波災害は、島原大変肥後迷惑として知られる日本の歴史上最大の地すべり災害・火山災害であり、世界最大の地すべり津波災害であった。2018年9月にインドネシアのセレベス島で発生した地震―地すべりー津波では、2,000人以上が死亡し、同年12月にインドネシアのクラカトア火山で発生した地すべり津波でも、死者450人以上が死亡し、地すべり津波災害の重要性が世界的に再認識された。

WLF5では、世界津波の日に合わせて、国内からの一般参加者を対象に世界津波の日の特別セッションとして、地すべり津波と近年特に重要性の高まっている地すべり早期警戒に関する世界各国からの講演、パネル討論を、Room D (260人収容)で開催する。また、フォーラム終了後の2021年11月7日~9日に、1792年の雲仙島原半島から熊本県沿岸で発生した地すべり津波災害地域、2014年、2018年西日本豪雨災害など豪雨による地すべり災害が多発している広島県の災害地、及び2016年の熊本地震による地すべり災害地の現地視察を行う。